地質調査

弊社は平成15年12月 ”地質調査業登録(質15第2148号)” を行い、本格的に地質調査業務に携わっております。

業務概要

機械ホーリングを始めとする一般的な地質調査は勿論のこと、自記水位計を用いた ”地下水調査” や携帯電話を用いた”地盤伸縮計全自動観測”あるいはパンフレットのコーナーに掲載しました ”表面波調査” など最新の機器を用いた調査も行っております。

また、耐震設計に伴う調査計画や原位置試験及び室内土質試験にも取り組んでおります。

地盤調査の流れ

地盤調査の流れ

地下水調査

地下水は、雨や雪などの降水に由来し、ほとんどが地中に浸透します。いったん地中に浸透した地下水は、ふたたび地表に湧出して河川や池沼(地表水)となります。写真は、湧出した地下水をお祭りした水神様です。

この水神様の横で計画されている下水道工事が、湧出している地下水に影響を及ぼすことが懸念されることから地下水調査を行いました。

地下水調査は、自記水位計を用いて約半年間観測し、この結果、湧水箇所への影響 が出ないことを確認した後、工事を実施しました。

写真① 水神様(湧水)

写真① 水神様(湧水)

自記水位計による地下水位観測結果

自記水位計による地下水位観測結果

写真② 自記水位計観測システム

写真② 自記水位計観測システム

当自記水位計観測システムは、写真②に示しますようにボーリング孔等から離れた場所で自由に連続観測を行うことが可能です。

地盤伸縮計による斜面変状調査

諸施設の周辺斜面で不安定な箇所がある場合、斜面の変状を的確に捉え、地すべり等の変化に対応し、施設への被害を未然に防ぐとともに、施設の稼動に支障を来たさなことを目的として斜面の変状調査を行います。

弊社では、携帯電話により全自動で観測出来るシステムを用い、地盤伸縮計による斜面変状調査を実施しました。

全自動観測システムは数ヶ月に一度バッテリーを交換することで、事務所においてデータを受け取り、処理することが出来るシステムです。

写真① 地盤伸縮計設置状況

写真① 地盤伸縮計設置状況

写真②

写真②

奥の緑色の箱の中に地盤伸縮計が入っており、手前のケース上段に全自動観測システム、下段にバッテリーが設置してある。

下の図は、地盤伸縮計の累積変位量と降水量の関係を表したグラフです。

累積変位量グラフ

高精度表面波探査

高精度表面波探査は、地盤の地表付近を伝わる表面波(レイリー波)を多チャンネルで測定・解析することにより深度20m程度までの地盤のS波速度を二次元断面として画像化する技術です。測定・解析が簡単なため、素早く低コストでS波速度構造を求めることができます。

S波速度は物質の硬さなど工学的な目安となる剛性率に直接関係する値であり、地盤の動的特性の把握・検討などには不可欠なパラメータですが、表面波探査を用いることにより広範囲のS波速度構造を簡単に把握することができます(詳細はパンフレットを御覧下さい)。

写真① 受信機設置状況

写真① 受信機設置状況

写真② 観測本部及び起震状況

写真② 観測本部及び起震状況

当箇所では、下水道工事に伴い、GL-3.50m付近から出現する転石層と、その上の砂質土層の位置関係を縦断方向で調べ、下水道の計画に活かしました。

当探査はボーリング等を併用することで解析精度を向上させることが出来るため、本調査でもボーリング結果を用いて解析を行っています(下図参照)。

地質縦断解析結果図

地質縦断解析結果図

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